ARTIST

木下令子

1982年熊本県生まれ。2009年武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了。
皺や折り目、感光や日焼けによる経年変化などをもちいて、人の意図と無意識との境界をさぐる絵画を制作。木下の絵画は、描画用の筆ではなく塗装用のスプレーガンをつかって絵の具を霧状に吹きつけることで制作される。近年は「移ろいゆく時間の経過そのものを絵にすることはできるだろうか」という問いから制作後も変化を伴う作品や、支持体そのものの形状記憶を用いた絵画などを思考している。主な個展は2019 年「憬」crossing/岐阜、2018年「夕べがあり、朝がある」LOOP HOLE/東京、2017年「日のふるまい」HAGISO/東京、「ゆるやかな仕掛け」switch point/東京、2016年「日照時間 」komagome cas14-1 /東京、2015 年「日のなかの点 」清須市はるひ美術館/愛知など。その他、2020年 『うつす』二人展Second2. /東京、2017年「Spring Fever」グループ展 駒込倉庫/東京、2012年第27 回ホルベインスカラシップ奨学生など。

BIOGRAPHY

1982
熊本生まれ
2007
武蔵野美術大学造形学部油絵学科 卒業
2009
武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース 修了
 
現在東京を拠点に活動中

CV

2013
第7回 清須市はるひ絵画トリエンナーレ 優秀賞
2012
ホルベインスカラシップ奨学性

EXHIBITIONS

2020
「うつす」二人展 Second2.、東京
「LOOP HOLE 15周年記念展 チッチャイーノ展」LOOP HOLE、東京
2019
個展「憬」crossing、岐阜
2018
個展「夕べがあり、朝がある」LOOP HOLE、東京
2017
個展「日のふるまい」HAGISO、東京
個展「ゆるやかな仕掛け」switch point、東京

WORKS

木下令子

Veil,

2020
アクリル、布(芯地)、パネル
50×57cm
Veil

木下令子

mark,

2015
アクリル、コットン、パネル
95×95cm
mark

木下令子

面,

2020
アクリル、サテン、パネル
直径60cm
mask

木下令子

みかんの木,

2012
アクリル、みかんの木の枝
サイズ可変
Tangerine tree

木下令子

日照時間,

2019
アクリル、印画紙
18×13 cm
Sunshine duration

木下令子

日照時間,

2017
アクリル、印画紙
18×13 cm(×3)
Sunshine duration