EXHIBITIONS

SCHRODINGER’S  CURTAIN

SCHRODINGER’S  CURTAIN

桜井智 2024年3月2日(土)〜2024年3月30日(土)

Tokyo International Gallery、作家・桜井智による新作個展「SCHRODINGER’S CURTAIN」を開催

株式会社 Tokyo International Gallery(品川・天王洲)では、作家・桜井智による個展「SCHRODINGER’S CURTAIN」を開催いたします。

桜井智は、概念や解釈をモノクロームにすることでシンプル化し、光影や凹凸の対比が最も美しく感じる白黒で表現。両極の容認とメソテース(中庸)を意識させる作品制作を行う。

本展覧会は「ふるまいの観測」をテーマに、現代における物理学の一端をアンフォルメルモノクローム表現を用いて拡張させることで、時間ひいては万物そのものの本質を探究し、人間の認識に関する感覚を再構築する。

芸術はいつの時代も哲学・物理学と強い相関を示し、様々な手法を通して時間や空間の概念を表現してきた。今回は、作家自身の制作理念とも親和性が高く、状態の不確定さや相反するものの共存といった特徴を持つ量子力学の”もつれ”と”ゆらぎ”に着目。哲学の視点から得た「鑑賞」に対する独自の解釈を、空間やキャンバスを用いて具現化する。

3つのセクションにより、平面作品やインスタレーション作品など空間全体を使った表現に挑戦。自身も初めての取り組みとなる作品「時の揺らぎ-閉ざされた空間-」(2024)では、暗闇の中で鑑賞者が手に持つライトによって絵画を照らすことにより、能動的に作品を鑑賞する体験を提供する。

また、音楽家・下村裕からの楽曲提供により、空間全体を桜井の世界観が包み込む。

見る者の能動的な行動により自分自身や時の概念を体感する、これまでにない新しい鑑賞体験をぜひお楽しみいただきたい。

ARTIST PROFILE

アーティストプロフィール

桜井智

桜井智

長野県生まれ。2007年横浜美術大学グラフィックデザイン科卒業。いずれの両極性を白黒で排泄する画家。10代から世の中の対立に苦しみ、絵を描くことで精神のバランスを取っている。解釈をモノクロームにすることでシンプル化、光影や凹凸の対比が最も美しく感じられる白黒で表現する。 対比を表現することでメソテース(中庸)を意識させることが制作理念となっている。 2022年カルーゼル・デュ・ルーヴル(フランス)での展示を機に、竹や喪服のアップサイクルと現代アートを結び付けてコンセプチュアルアート制作も開始し、国内で広く発信を行っている。

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OVERVIEW

開催概要

展示会タイトル
SCHRODINGER’S CURTAIN
開催期間
2024年3月2日(土)〜2024年3月30日(土)
開廊時間
12:00-18:00
休館日
⽇・⽉・祝
オープニングレセプション

2024年3月2日(土)17:00 〜 20:00

アクセス
東京臨海高速鉄道臨海線「天王洲アイル駅」から徒歩約8分、 東京モノレール羽田空港「天王洲アイル駅」 」から徒歩約10分、 京急本線「新馬駅」から徒歩約8分