三浦光雅は「偶然性」「作為/無作為」を主なテーマに平面作品を制作。構図や配色といった意思決定の段階において乱数や指示書を用いることによって、制作者の意識的な作為を排除する。このことにより、身体による出力時のブレ、偶然性を純粋に浮かび上がらせる方法をとる。指示に従って機械的に描かれた作品にも固有の表情が生まれるように、淡々とした日々にも偶発性を見出し、イレギュラーな事象を肯定するために制作を続けている。

PROFILE

1997山口県出身
2021京都芸術大学 大学院 芸術専攻 美術工芸領域 修了

Solo Exhibition

2023「スローワーク」 foam contemporary(東京)
「up to you」 biscuit gallery(東京)
2022「come and go」DMOARTS(大阪)

Group Exhibition

2023「grid2」biscuit gallery(渋谷)
2022「3331ART FAIR」アーツ千代田(東京)
「現代茶の湯スタイル展-enishi Vol,12」西武渋谷

Awards

2021「WATOWA ART AWARD 2021」 小松隆宏賞
2020「2020 年度京都芸術大学 大学院修了展」 大学院賞
「シェル美術賞 2020」 入選