伊藤咲穂は1989 年島根県に⽣まれ、2014 年武蔵野美術⼤学卒業後、アート活動を開始。
独⾃の漉き⽅で作る和紙や、⾦属、⼟、顔料などを⽤い、幼少期に体験した彼⼥にとっての真理の世界観である、凪の⼼から⽣まれる静けさや移ろい、⺠族の営みから⾒える根源的な精神性を探りながら、抽象表現主義の系譜と捉え表現を続ける。2023年には「⼟に寄り添い、⼟地と⼈々を結ぶ」をテーマに出雲⼤社へ⼤作を奉納。滞在制作中にはその⼟地の⼈々と触れ合い、⼟地の⽣命を礼拝する作品が完成した。2024年には東京・港区に新規開業したラグジュアリーホテルにパブリックアートとしてコレクションされるなど活動の幅を広げている。

<主な個展>

2019旭化成株式会社 テクノロジー × ART
「ReBORN -Regeneration Beyond Our Rust Notion-」/ FICTION / NY
2021「Circle of waves」阪急メンズ東京 / 東京
2022Exhibition Domain of Art 28「ORIGIN」- さいたま市プラザノース / 埼⽟

<主なグループ展>

2016「MITSUKOSHI ART CUBE」/ ⽇本橋三越 / 東京
2016「紙神」/ 東京都美術館 / 東京
2018東京幻境 / Dali Art Center Taichung / 台湾
2019「Gravity」/ ホテル雅叙園東京 百段階段 / 東京
2020「巡る」「Rust Beat」/ ホテル雅叙園東京 百段階段 / 東京

<主な活動>

2017島根県⽯州和紙久保⽥ 研修(2017.09~2018.08) / 島根県
2021瀬⼾内海プロジェクト / SEABRIDGE / 広島
2023出雲⼤社 / 北島國造館 / 万九千神社 / 滞在制作 奉納 / 島根県
2023⽇御碕神社 / 奉納 / 島根県